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「フレブ市川のユーロ日記vol.1」 ( Text by フレブ市川)

フットピーポーよ元気ですか〜! お久しぶりです、最終節で復活し2点叩き込んでスクデットを決めたズラタン改め、今季はベラルーシのシュートを打たない天才ドリブラーを名乗る事に決めたフレブ市川っス! いやいや、来ましたよ、4年に1度の8時間の時差に生きる至福と地獄の日々、ユーロ2008開幕です!! 睡眠不足、万歳!!

先日、DLIVE代表ペニー氏からの電話でユーロ2004からもう4年かよーと、タメ歳同士共通の年月の進む早さに驚きつつも、「じゃあ今回も書いてよ」っていうオッファーを受け、こうしてまたもや書かせていただく事になりました。夜食のカップラーメンを作る待ち時間なんかに軽く読んでもらえれば幸いです。

さて、いよいよユーロ2008の開幕が今週末に迫ってきました。前回ワールドカップでもベスト4を席巻したのは全てヨーロッパ勢で、今やフットボール界の最先端を行くヨーロッパ地域の1番を決めるというユーロは、ワールドカップ以上のレベルと呼ばれています。それが故に一体どうなるのかと予想するのが最も難しい大会とも言われます。一体誰が92年のデンマーク、04年のギリシャの優勝を予想できたのか? ボスマン採決以来、各国プレイヤーが入り乱れる強豪国のリーグ事情そのままに、ヨーロッパ諸国のサッカーは「モダンフットボール」の名の下に混り合い、そしてその戦力差はますます無くなっています。イングランドが聖地ウェンブリーでクロアチアに沈められる、そんな事も起こりえるのが現在のヨーロッパなんですね。

しかしながら、しかしながらですよ。そこはあまり大きな声で言うと自慢ぽいですけど、前回ワールドカップのイタリア優勝を当てた俺ですからっ! ここは一発予想を大会前に披露し、あいつはスゲエなorあいつはフットボール分かってない、どちらかの評価をされるかと思うと観戦時にヒヤヒヤとスリルを味わえるなと夢想するドMな俺。という訳でカップラーメンものびのび確定な前置きの長さになってしまいましたが、今回はいっちょユーロ2008の優勝予想、そして見所なんかを書いてみようと思います。

   
  優勝予想、その為にまずはグループリーグの予想から。A組はもはや説明不要のロナウドを擁するポルトガルの1位抜け確定でしょう。前回ユーロ2位、前回W杯4位の安定した成績。とかくロナウドに注目されがちだけど、カルバーリョを筆頭にする守備力も○。そして短期間で勝負弱いポルトガルを闘う集団に変えたフェリペ監督の手腕。
唯一の不安要素だった決定力不足も今季ゴールデンブーツであるロナウドが払拭。まったく不安要素がありません。次いで地元開催の地の利を受け、スイスが2位抜けか。チェコは間に合わないロシツキが痛いです。
 
  次にB組、この組はもうドイツの練習ラウンドでしょう。予選の中でもっとも楽な相手に恵まれただけではなく、現在のドイツは前線にクローゼ、ゴメス、クラニー、ポドルスキと良質でかつタイプの違うタレントを揃え、中盤もプレミアでもまれ縦への攻撃に一枚皮の剥けたバラックを筆頭にフリンクス、シュバインシュタイガー(加持への汚いタックルは忘れてないぞ)など好選手を揃え、
そしてDF陣もメッツェルダー、メルテザッカー、ラーム(俺はヤンセン派だけどね)とドイツW杯での強化育成がいよいよ実り、収穫期に入った非常にバランスの良い布陣を完成させている所にも注目。1位抜けは固いはず。2位はユーロ予選得点2位である10点を叩きだしたダ・シウバがいなくなったとは言え、それでもクロアチアが有利か。特に現在ヨーロッパのビッグクラブが注目する天才MFの呼び声も高いモドリッチに注目してみたいと思います。
     
  そして問題の“死の組”であるC組。いやいや、今までいろんな“死の組”を見てきたけど、今回のはちょっと致死量が高いですな〜。ユーロ2000決勝、ドイツW杯決勝をはじめとするもはやヨーロッパの“クラシコ”と言ってもいいイタリア×フランスと、“死の組”の常連(可哀想)オランダ、そして必殺のコカイン・カウンターでフィオをCL出場圏内に押し上げたアッパー系FWムトゥ
(今季キレキレ)を擁する侮れない好チームであるルーマニアって…おいおい、分かんね! まったく分かりませんこの組! とりあえず言えるのはまず守備が安定しているフランスは勝ち点を確実に拾うっぽい。前線も今季のアンリはちょっと怪しいけど、相変わらず“特別な選手”である事は変わりは無いし、新星ベンゼマの爆発力も計算はできないけど期待はできる。ジズーが抜けたとは言え、中盤にも今季のブンデスMVPのリベリーを始め、ヴィエラ、マケレレのベテラン勢、ナスリ、ゴブ、マルダと若手も揃い、1位か2位かは定かじゃないけどこの混戦を突破する力が計算できる。問題はもう1チームで、愛するアズーリもセリエA得点王に輝いたデル・ピエロの土壇場での招集でかすかな希望が見えたし、オランダもクセの強いファンバステンと選手がうまくいけば突破するポテンシャルは充分。強豪国が潰し合う展開になればルーマニアが3試合のうちどこかで勝ち点3を一発拾えば充分突破できるし…うーむ分からん。こうなったらそこはやっぱり好きな国と言う事で、盲目的にイタリアを押す事を今決めた! トーニいるし! ブッフォンいるし! でもマテラッツィもいるなあ…、カンナが合宿でケガして消えた…、インザーギいねえし…、監督が多分選手にナめられてるし…、W杯優勝で満足しちゃってるだろうし…、あかん、ネガティブな事だらけだ。ただね、今大会最注目の予選のカードはC組最終節イタリア×フランスである事は間違いないですよ! 恐らく両チーム勝ち抜けが決まっていない中でのガチバトル。いろんな事が起こりすぎたあの決勝戦から2年。このリベンジマッチの日は実は会社の〆切日でもありますが、全てを犠牲にしてでも生で観ますよ、俺は!
     
  そして最後のD組。実はここも“プチ死の組”だと思うのは俺だけ? まあイニエスタ、シャビ、セスク、シルバの“黄金の中盤”を形成するスペインが確かに頭1つ抜けているかもしれないけど、前回王者ギリシャの相変わらず堅固な守備。まさかの代表復活でラーション&ズラタン強力ツートップ再び! なスウェーデン。そして魔術師フース・ヒディング率いるロシア。
スペインだって最終節のギリシャ戦までに勝ち抜けを確定させてないと怖いよ〜。それでもスペインが1位抜けをするとは思うけど、2位はギリシャかスウェーデン、甲乙はつけ難い。それと率るチームを必ず決勝トーナメントまで送るヒディンクの神話もね。余談だけどチェルシーに来るのかねヒディンク。いやー来たらだいぶ面白くなるのにな、プレミア。
     
と、やはり簡潔にまとめる事ができない自分だからそうなるだろうなとは思っていたけど、カップラーメンの待ち時間どころかカレーができあがるぐらいの長文になってしまいましたが、ははは、まだこれグループリーグの予想だけだからね。ここから決勝トーナメント予想があと2万字は続くけどはたして読む人はいるんだろうか。そこでDLIVEのHPへのサイバーテロだと思われてしまう可能性も無くはないので、決勝トーナメント予想はまた大会直前にUPしようと思います! あーあ、しかしカンナバーロ観たかったな…ではでは〜
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