「We will never walk alone! 」
( Text by SAKURAI )
フレッシュ!
たいへんご無沙汰しておりました。
さらにfreeなstyleでスポーツライフを提案すべく、“ハッスル発する!”NEW FREE STYLE 1発目は、シリーズ〜ドライブイン・ニューヨーク〜ヤンキース編。
今年のメジャーの話題は、何と言ってもニューヨーク!
「え、またマツイ?」なんてとまどう現地人もいたであろう、カズ松井のメッツ入り。
しかしその歴史と伝統でほとんどがヤンキースファンと言っていいほどのニューヨークでは、話題も期待も常にヤンキース中心。
目玉は圧倒的にA・ROD!
ニューヨーク生まれで本人も大のヤンキースファン、超がつくスーパースターの加入で今年こそワールドチャンピオン!って期待はハンパない。
毎年ホームでの開幕戦は、特別な試合だという。
それ故、入手困難なチケットはただの1枚すらゲットできず・・・
試合開始2時間前に・・・来ちゃいましたスタジアム到着。
あまり治安の良くないことで知られるスタジアム周辺も、ゲーム当日はそんな雰囲気など微塵も感じない、Let's Go YANKEES。
周りのSHOPやHOTDOG屋の人の多さにビビリながらも「I need ticket」で歩き回る。
一般人でも結構声かけてくれるもので、楽勝で手に入るが、やはりそんないい席は持ってない。
結局ダフ屋となぜかバーガーキングで飯食いながら交渉、ネット裏90ドルを120ドルでハンマープライス。
最初は「へい200ドルだ」なんて吹っかけられたもんねっ。
チケット偽物じゃないだろなってまたビビりながら、いざスタジアム内へ。
光が射し込み、夢にまで見た視界がひらける。
初めてオヤジに連れられて行ったナゴヤ球場を思い出させる、爽やかな感動と鳥肌に襲われしばらく放心。
係員に案内され、席に着くと、その近さ以上にフェンスが無いことでの一体感に感激!!
それも手伝ってかちょうどベンチ前に集合するW・ソックス、高津発見!
まずは挨拶がわりに一言あいさつ、と即座にアンダーハンドから右手が上がる。1発目の日本人対決は俺と。
そしていよいよオープニングセレモニー。
1人1人、選手が紹介されベンチから飛び出して来る中、ひときわ大歓声はやはり、A・ROD、アレックス・ロドリゲス。
グッズ売場のユニホームの売り上げもダントツ。<*1>
でもってこの日7番は「ライトフィルダー、・55、ヒデキ〜マチュイ〜〜」<*2>
絶叫してたのはさすがに俺だけ・・・。
国歌斉唱のクライマックスではF14戦闘機が4機、上空をかすめ飛ぶド派手な演出で観客もあがりまくり!!
試合が始まると、これぞアメリカの野球を楽しむ雰囲気に包まれる・・。
初回、先発のバスケスが簡単に2アウト、3人目も追い込むと、三振をあおるスタンディング・オベーション。
その裏、いきなりチャンスで初打席を迎えたA・RODには総立ちオベーション!
ファールボール争奪戦も、ファンのグローブ着用率の高さでダイレクトキャッチは当たり前。その度に歓声が上がるのでキャッチしたやつもアピールしまくり。
バックネット裏にだけあるネットの上を、ファールチップのボールがつたっていくと、その上にはタモを持ったファンがズラリ整列、みんな必死。
取り損ねると、ボールはグラウンドに落っこちるため、「今の獲れるだろ」ってブーイング!
相手ピッチャーがピンチを迎えると、ベートー・ベンの「運命」が流れたりする。
これぞアメリカン・ジョークってやつか、ナイスヤジ。(HEYHE〜Y)
日本でも、この場面なら、小田○正の「さよなら」で。
「もう、終わりぃだね、ちみが、ちいさぁく見える・・・」うぉこれ落ちるね・・。
この日の松井は散々だったが、毎回打席に立つ度、持参の「ビックスマイル・松井」ボードをかかげて叫んでると、まず隣のおばちゃんが「それ何て書いてあるの?」と聞いてくる。(カタカナ読めんわな)
この日、何人に説明しただろうか・・・そこから質問攻めにあったりもしたが、そのうちまわりが勝手に説明してくれて、ある程度広まるとみんなでSAY、BIG SMILE!!
なぜか野茂トークで盛り上がって、ベースボールカードくれちゃう奴もいた・・。
楽にコミニケーションがとれることで、同じチームを愛し、同じ目的でここにいることをあらためて確認できる。
その一体感が、スタンディング・オベーションを生み、選手に力を与えることで、ホームアドバンテージを作り出す。
日本でも、応援団が先導し、鳴り物で一体感を作り出してはいるものの、あくまで全体としてのもので、個が自然と合体して放つ一体感とは違うから、スタンディング・オベーションとまではいかない。
しかしヤンキースの日本開幕戦で、松井がかましたホームランの時はすごかった。
期待していたことが起こったために、あそこまで盛り上がったわけだが、あの光景が日本でも見れたことで、何かきっかけさえあれば、自らを覆う、殻を破れるんだ、と。
アメリカ人は心から野球を楽しんでいたように思う。
まずは自分で楽しもうとすることから。
ゲームにのめり込み、参加することで、野球の一試合が、一生忘れられない想い出になる。
こんな時代だからこそ、色眼鏡を外し、勇気を出して殻を破り、一歩前にススミダスことを、そして毎日を大切に生きる・・NYで改めて感じたこと。
We will never walk alone .....
<*1>
NY・YANKEES今期ユニホーム売り上げランキング(開幕時)
1:アレックス・ロドリゲス(ダントツ)
2:ケニー・ロフトン(いぶし銀)
3:ヒデキ・マツイ(リップサービス)
総評:
レディスもキッズもバカ売れのA・ROD。
1位と2位の差が激しいがやはり新加入選手がワンツー。
もうひとりの大物移籍選手である、ゲーリー・シェフィールドは
おしくもトップ3に届かず4位。
(ヤンキー・スタジアム周辺、グッズ売場調べ)
<*2>
最強!YANKEES打線! スターティング・ラインナップ(4/8)
1:
遊
デレック・ジーター
2:
中
バーニー・ウィリアムス
3:
三
アレックス・ロドリゲス
4:
一
ジェイソン・ジオンビー
5:
右
ゲーリー・シェフィールド
6:
捕
ホルヘ・ポサーダ
7:
左
ヒデキ・マツイ
8:
DH
ルーベン・シエラ
9:
二
エンリケ・ウィルソン
投
ハビアー・バスケス
一言:
ものすごいね。ケニー・ロフトンがセンターに入って、バーニーがDHだともっとすげぇかな。
1番はケニーがいい!マツイが5番ぐらい打てると激アツ!!
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